紙と電子書籍の違い

これは、価値観の比重により大きく異なる。

因に価格論争は、一段落したと思っている。現状のamazonやappleの中抜きの現状では、
紙で出すのと同じ経費が掛かるため安く出来ないという状況

強いて言えば、昔の本が売れたり、売れ残りや、絶版という事態がおきない分、リスクがない。
ただし、書店購入の文化(慣れ)やリーダーの普及の観点からその分売り上げが落ちると考えれば、現状
価格を下げる事もできない。たとえば「5年前に出版した電子書籍は下げる」などは価格を
下げるなどと言ったサービスは可能だろう。

他、書籍を買ったら電子版も付けるなどの意見も聞くが、これはビジネスとして破綻する。
わざわざコピーされるリスクをおかして、プレゼントを販売側が付ける訳が無い。
同時購入時に割引をするというのであれば、合点がいくが...

つまり、電子書籍だけ買った方がお得である。紙ベースの書籍の意味を考えると、
・中古で売れる
・インテリアになる
くらいだろう。

一般家庭で上記を当てにして書籍を買う人は少ないだろう。現在極度に古い書物は
博物館に飾られたり、電子化されて保管されている。この行為は電子化に寄せる意味を
暗示している。

残るは、本を読む事が大好きな人が、中古で買って中古を売るという安価な趣味を遂行できない
ことだろう。これについては同情する
森林伐採を食い止めている電子書籍に経緯を払い、そういった趣味はエコのために電子化
へ移行することを強くお勧めする。

紙で買うか電子データで買うかは、その人の環境により意見は分かれるだろう。しかし、
それはあくまで各自の環境であり、同じ環境で意見を求めれば電子データになることは
確信している。

今はプリンターも印刷用紙もインクも安い。アマゾンの販売しているKindle Paperwhiteは
1回の充電で、1週間利用出来る。この紙か電子かは争いにならない。未来に生きる企業は、
現代という環境に惑わされることはない。